【初心者】登山ブランドについて

登山のブランドはかなり多いので、軽く知識として持っておくとよいかと思って、書きます。

ざっくりと書くので参考程度に見て頂ければと思います。

登山ウェアや登山靴、テント等の登山グッツを売っているブランド

①アークテリクス

進化するギア&ウェアブランド

カナダのクライミングギアメーカーとしてスタートしたブランド。世界初の熟成形クライミングハーネスに始まり、常に革新的な技術とデザインで、アウトドアギア・ウェア業界をリードし続けている。ブランド名は始祖鳥の学名『アルケオプテリクス』に由来する。

②エムエスアール

ギアの可能性を追求し続ける

クライマーであった創設者が、ギアの安全性を研究すべく設立したブランド。初めてアルミ製シャフトのアイスアックスを開発して評判を得ると、その後もリチウム電池を使用したヘッドランプや、マルチフューエル式ストーブなど、業界初の製品を次々と生み出してきた。

③アンドワンダー

アウトドアウェアにモードを・・・

パリコレブランドで活躍していたデザイナー二人が2011年に立ち上げたアウトドアブランド。デザイナー自身が登山をする上で欲しいものを作り、山でテストを繰り返す事で、使い手目線の製品を提案している。街にも馴染む洗練されたデザインが人気である。

④イスカ

寝袋を極めた専門メーカー

1972年創業以来、使い手の立場に立ったものづくりを追求するシュラフメーカー。『シュラフのプロフェッショナル』として、素材や構造、縫製など細部までこだわり抜いた高品質なシュラフを提供する。また、スリーピングマットやダウン小物も取り扱う。

⑤ナルゲン

ぴったりの容器が必ず見つかる

アメリカの実験器具メーカー・ナルゲンが発売した実験用ポリエチレン製ボトルが、現在のナルゲンボトルの原型だ。軽量で密閉性が高いこのボトルがアウトドア用の水筒として世の広まり、ナルゲンは世界中の登山家やキャンパーに愛されているボトルメーカーとなった。

⑥ナンガ

安全と安心の国産シェラフ

1941年に創業した、国産シュラフメーカー。ヨーロッパ産の良質なダウンを国内で洗浄し、国内の熟練職人が縫製する事で、日本メーカーならではの安全性とクオリティーを実現している。ダウンシェラフが故障すれば無料で修理するなど、サービスにもこだわっている。

⑦the north face

業界屈指の品質とデザイン性

1968年、アメリカで創業。『最低温度規格表示』を明記した高品質なシュラフで注目を集め、世界初のドーム型テントやフレームバックを開発するなど、画期的なデザインと品質へのこだわりで世界のアウトドアブランドとしての地位を確立した。

⑧バーグハウス

常に新しい素材と発想を・・・

1966年、イギリスで二人の登山家が立ち上げたブランド。彼らの経験と知識に基づいて開発されたギアやウェアは人気を博し、当時革新的だった内部フレームバックパックや、ヨーロッパで初めてGORE-TEXを採用したウェアなど、画期的なアイテムを次々と生み出した。

⑨キーン

シューズを超えたフットウェア

2003年に誕生したフットウェアブランド。『サンダルはつま先を守ることができるのか?』という疑問に始まり、つま先を保護する画期的なサンダルを発売。依頼、サンダルとシューズを融合し、場所を選ばずアウトドアを楽しめるようなハイブリッドフットウェアを提供する。

⑩オリジナルマウンテンマラソン

レースから生まれたブランド

1968年から毎年イギリスで開催される『OMM(Original Mountain Marathon)』は、世界で最も古い山岳マラソンレース。このレースから生まれたブランドで、過酷なウルトラマラソンのための道具を開発する。トレイルランニングに必要な軽量で快適なギアが特徴

⑪カリマー

クライマーが愛する伝統メーカー

アルピニズム発祥の国イギリスで1946年にサイクルバッグメーカーとして誕生し、その後登山の分野に進出。トップクライマーとの共同開発を重ね、タフで機能性に優れた先鋭的なリュックサックを生み出し続けてきた。ブランド名の由来は『Carry more=もっと運べる』

⑫パーゴワークス

アウトドアギア界の革命児

2011年創立の区内ブランド。ユニークな発想と徹底したフィールドテストで『実践的かつ実験的』なギアを開発している。全国のショップやランナーと共同開発したトレランバック『RASH』や、30以上の設営パターンがあるという『NINJA TARP』などが注目を集めている。

⑬パタゴニア

人にも地球にも優しいウェア

1965年にアメリカで創立したクライミングギアメーカー・シュイナードイクイップメントのウェア部門としてスタートしたブランド。速乾素材によるレイヤリングという新しい概念をクライミングウェア業界にもたらした。積極的な環境保護への取り組みでも知られている。

⑭ビクトリノックス

機能美あふれる伝統ツール

2019年に創業130周年を迎えたナイフの老舗。スイスの小さなワークショップに始まり、現在のビクトリノックスの原型ともいえるマルチツール『オフィサーナイフ』の開発によって、世界で愛される一大ブランドへと成長した。現在は時計やトラベル用品なども取り扱っている。

⑮サーマレスト

質の良い睡眠で行動をサポート

1972年に、世界初の自動膨張式エアマットの開発に成功すると、サーマレストは一躍世界中のアウトドア愛好家に注目されるブランドとなった。近年では革新的なマットレス『ネオエアー』で10以上の賞を受賞するなど、常に快適な睡眠にこだわった製品を開発している。

⑯キャラバン

妥協のない機能性と履き心地

1954年に日本で創業。その2年後、日本山岳会による、マナスル初登頂の際にアプローチシューズとして使われた登山靴を原点に、日本人の足型にフィットする『軽くて履きやすく歩きやすい』登山靴を長年作り続けてきた。初心者向けからプロ仕様まで様々なギアを取り扱う

⑰コロンビア

アメリカ発のヒットメーカー

1938年にアメリカの小さな帽子問屋からはじまり、マルチポケットフィッシングベストなどのヒット商品を生んだコロンビアは、アメリカで最大級のアウトドアメーカーに成長した。現在もオリジナル素材やデザインを追求し、画期的なアイテムを生み出し続けている。

⑱ファイントラック

素材でウェアの概念を変える

2004年に日本で創業。『遊び手が作り手』であることをポリシーに、社員がアウトドアを楽しみ、その経験や知識を製品開発に活かしている。生地開発からすべて国内製にこだわり、『5レイヤリング』など常識にとらわれない画期的なスタイルを提案し続けている。

⑲ブラックダイヤモンド

信頼のクライミングギア

アメリカのクライミングギアメーカー、シュイナードイクイップメントを前身として、1989年に創立したブランド。クライミングやバックカントリー用品を中心に、現在ではトレッキングギアまで幅広く取り扱い、革新的で信頼性の高いアイテムを製造している。

⑳プラティパス

軽量・コンパクトな進化系水筒

アメリカ・シアトルに工場を持ち、ポリエチレン製の折りたためる水筒や、ハイドレーションシステムなどを製造するメーカー。超軽量で臭いが付きにくく、必要な時以外はコンパクトに折りたためるボトルは、多くの登山者に支持されている。浄水器なども取り扱う

㉑シートゥサミット

防水スタッフサックの先駆け

ブランド名は、創業者がベンガル湾からエベレスト頂上まで無酸素登頂した事に由来する。この経験を生かして開発したドライサックをはじめとする画期的なギアは世界中で人気を博し、オーストラリアのNo.1アウトドアメーカーに成長した。

㉒サーモス

真空断熱魔法瓶のパイオニア

1904年にドイツで誕生、100年余りの歴史を持つサーモスの魔法瓶は、時代とともにその機能性を高めてきた。現在の独自製法による真空断熱魔法瓶は、非常に高い保温性能からアウトドアの分野でも多くの人に愛用されている。

㉓サロモン

極限の挑戦するギア

1947年にフランスで設立されたサロモンは、トップレーサーのフィードバックを基に徹底した製品開発を行い、過酷な環境にも耐えうる機能性の高い製品で世界のウィンタースポーツ界をリードしてきた。

※最近ではトレッキングシューズや登山関係でも見かけるようになってきた・・・

僕はスノーボードで大変お世話になっており、しっかりと作る丁寧さは、安心できます。

㉔ソト

外遊びを支える多様な火器

工業用バーナーのメーカーとして1978年に設立した新富士バーナーが、1990年の【ポケトーチ】の開発を機に立ち上げたアウトドア製品ブランド。ストーブを中心にランタンやガスカートリッジ、燻製用品など、さまざまなアウトドア用の火器・調理器具を取り揃えている。

㉕マムート

究極の機能性と品質を・・・

1862年にスイスで創業した、ヨーロッパを代表するアウトドア用品メーカー。登山用品に特化したリーディングカンパニーとして、過酷な環境にも耐えるハイスペックなシェル類や、高品質なクライミングロープ等、長年機能的なウェアやギアを提供し続けている。

僕も愛用マンモスさん・・・デザインで見るととても・・・かっこいい!

㉖モンベル

誰からも愛されるスタンダード

1975年創業の、日本を代表する総合アウトドア用品メーカー。日本の気候や日本人の体形に合った細やかな設計と丈夫な作り、リーズナブルな価格設定で、初心者からプロまで幅広い層から絶大な支持を受けている。イベントや教室など登山を盛り上げる活動に積極的

まとめ

ざっくりとアウトドアブランドについて書きましたが、もっともっといっぱいメーカーはあります。これ以外にも各ギアに特化したメーカーはありますが、多すぎるので割愛させていただきます。

これだけいっぱいあるとどこのメーカーがいいの?って悩み始めるのですが、まずはアウトドアのお店に足を運んでみるとよいと思います。

あなたにとって

登山をはじめますか?

キャンプを始めますか?

ハイキング程度を考えていますか?

用途によってメーカーのメリットデメリットもありますので、実際に現物を見る事が一番だと思いますが、こんなメーカー書いてあったなぁと思いだしていただければ嬉しいです。