【初心者】ザック(バックパック)について

今回も登山にとって大切な三種の神器の一つ 『バックパック』についてご説明をしようと思います。

普段タウンユースで使えるリュックでも、大きさ次第では対応は可能です。初めて登山を始めようと検討されている方は、現在持っているバックパックを利用してみてみるのも可能だと思います。

ただ、登山用のバックパックとはどういった違いがあるのか簡単にご説明します。

タウンユース用と登山用の違う点として

  1. 大容量である事
  2. 登山中の負担の軽減される作りになっている事
  3. 丈夫な素材でできている事
  4. 見た目より、機能性を優先している事
  5. ヒップベルトがある事
  6. 防水性が高い事

この辺りが違う点だと思います。

バックパックの容量と用途について

登山を本気で始めようと思って、最初に買うとすれば『ハイキングから一泊まで使える40ℓ程度の中型』が理想と言えます。

バックパックは用途によって容量の違いで選ぶ

小型ザック(~20ℓ):日帰りかの低山歩きからタウンユースまで使える。

タウンユースにも使える小型ザック。荷物の少ないハイキングや日帰り登山に向いている。同じ小型容量型として、山小屋に荷物を置いて登頂する時に使う軽量サブバック(アタックザック)もある。

中型ザック(~45ℓ) :山小屋泊にも対応する汎用性の最も高いスタンダードサイズ

山小屋一泊縦走登山に最適なサイズ。背に収まる背面長の為、日帰り登山やハイキングにも流用できる汎用性をもつ。軽登山なら荷室に若干余裕があるので、防寒着など予備の衣服も収まる。

大型ザック(50ℓ~) :山小屋2泊は45ℓ~ テント泊は55ℓが目役

衣類が増える2,3泊の山小屋泊登山向きのサイズ。テントや食料、自炊道具など荷物の多いテント泊には55ℓ以上がオススメ。背面長が長く、日帰りや一泊山小屋登山ではオーバースペックとなります。

※ただ、山頂で星空を取りたいとなれば日帰りでも撮影機材を持って上がるため、大型ザックが欲しいと感じてしまいます。どうしても、三脚や、カメラ機材を持っていきつつ、防寒着等を入れるとなると容量は大きくなりますので・・・

登山の快適度はバックパックのフィッティングで決まる

登山中は重たい荷物を背負って何時間も歩くため、バックパックを選ぶときは、ハイキング、山小屋泊。テント泊など目的に合わせた容量を性能を重視すべきである。

自分の登山スタイルに対し、容量が大きすぎても、足りな過ぎてもダメです。

また、性能面では、破れなどに強い耐久性や、使いやすい機能的な設計、防水性が要求されます。

しかし、どんなに高性能であっても、自分の体に合っていないと、バックパック本来持つポテンシャルは発揮されない。

はじめて買うバックパックは、自分の体と相性がよく、正しいフィッティングで装備できることが大切であるため、購入の際には専門店に行って、背負ってみて、正しいフィッティングした状態のザックを背負って決める事をオススメします。

もちろん、ブランドや、見た目を考えて買う事も大事ですが、最初の一つ目と考えると、自分に合ったものを買う事をオススメします。

余談ですが、僕は最初見た目でノースフェイスのテルスフォトというザックを購入しましたが、背負った時にショルダーハーネスがしっかりと方に当たっていなかった為、歩くときにザックがゆっさっゆっさと左右にぶれるので、とても歩きにくかったですが、2個目、3個目としっかりと体に合ったものを、背負って決めたものを使うとかなり、違いがわかりますので、皆さんも一度は専門店に行ってみる事をお勧めします。

まとめ

・低山ハイクで山登りを始めようとされる方は、今持たれているリュックで行くのもありです。

・ある程度高い山になってくると、防寒着が必要になったり、クッカーを持っていったりする事を想定して、40ℓ程度の中型ザックがオススメです。

・テント泊、縦走を考え始めたら、大型ザックを狙っていきましょう。

中型ザックであれば、ドイターのザックとかオススメだったりします。

ドイター(deuter) フューチュラプロ38SL
created by Rinker

大型のザックになってくると、グレゴリーのバルトロ辺りになってくるかと思います。いろいろなメーカーからそれぞれ違った良さのあるザックを出しているので、是非見てみてください。

グレゴリー Baltoro バルトロ 75 ( Onyx Black )

一応僕が持っているザックは

  • ノースフェイス テルスフォト40
  • ドイター フューチュラプロ38SL
  • グレゴリー バルトロ75

この3つを保有しています。ドイターは最近買ったので、ブログに書けていませんが、グレゴリーはレビュー挙げていますので、参考にしてみて頂ければと思います。