グレゴリー バルトロ 75 レビュー 詳しく
GREGORY (グレゴリー)BALTORO(バルトロ) 75とは
「グレゴリー(GREGORY)」はアメリカのバックパック(リュックサック)ブランド。 最初に手掛けた製品「デイパック」と「デイアンドハーフパック」は、今なお人気のアイテム。 人間工学に基づいた、抜群のフィット感をもたらすグレゴリーのバックパックは人気となり、現在でも多くのファンがいるブランドである。
グレゴリーの『バルトロ』 登山者から絶大な人気を誇るグレゴリーの『バルトロ』。 2008年の誕生以来、モデルチェンジをしながらも10年以上の長きにわたり愛され続けているモデルです。 大型バックパックながら軽量化を進め、快適なフィット感と使いやすさを実現しています。
2018年にモデルチェンジしております。
写真で上げている物は、僕が山登りに使用しているものです。今回はグレゴリーのバルトロ75についてお話しようと思います。
これから、ザックを新調しようとする方、もっと大きいサイズへサイズアップを考えている方、初めての方の参考になればと思います。
僕がこのバルトロを使い始めてどうだったか・・・
- 体とザックのフィット感が素晴らしく、重い荷物を背負っても軽く感じられる
- 山登り中の背中の蒸れがかなり軽減されている
- 飲み物を入れるサイドホルダーが斜めに配置されているので、楽に取れる
- 春夏秋冬すべてに使える
- カメラ機材を持っていっても、余裕のある大容量
- ウエスト部分の小物入れが地味に役立ってる
- ポケットが多い
と、こんな感じで、僕的にはかなり満足しております。
体とザックのフィット感が素晴らしく、重い荷物を背負っても軽く感じられる とは
人間工学に基づいて、背中に当たる部分は曲線になっていることや、フレームが入っている事で、ザック全体がしっかりとした作りになっています。
またショルダーベルト・ウエストベルト どちらも可動するため、山登りの最中ずっと背中の張り付いている感が半端ないです。
そのほかにも、重い荷物を背負う事が大前提であるからとは思いますが、ショルダーハーネス・ウエストベルトが分厚いクッションが付いている為、体に食い込んで痛い所が出てこない事がすごいと思います。
ある程度大荷物になってくると、ザックの重さがすべて肩に集中するか腰で支えておくかしかなかったのですが、このバルトロになってから、肩が痛くなるという事が減りました!素晴らしい!
山登り中の背中の蒸れがかなり軽減されている
山登りを経験されている方は、ご存じと思いますが、背中に汗がめっちゃ溜まります。休憩のタイミングでザックを下したとき背中だけ汗だくということがよくあると思いますが、それが全然違う!!っていうぐらい体感できます。
この背中に設置する部分を大胆に肉抜きしていることと、荷室とこの背中に当たる部分も空間が少しあるので、空気がうまいこと流れて蒸れを逃がしているんだろうなと感じています。
もちろん、背中がメッシュになっているザックはほかにもいろいろあると思いますが、初めてメッシュタイプを使ったのがこれなので、他と比べれないのが残念です。
でも、山登り中はこのザックでかなり快適にいけるのも、この機能があるからと思います。
初めての方は本格的に始めるってなった時、こういう背中が蒸れないタイプにしておくと、とても幸せになれると思います。
飲み物を入れるサイドホルダーが斜めに配置されているので、楽に取れる
山登りを初めて最初に思った事ですが、飲み物が取れない・・・
ザックを背負ったままだと、手は届くのですが、体が硬いので取れません!!
飲み物を飲むときは、ザックを下ろして、飲んで、またザックを背負うという動作が必要になるのが嫌になってきますよ。
まぁその都度「ザックを下ろせばいいやん」と思いますが、ぶっちゃけ、この動作かなり体力使います。
なので、できるなら背負った状態で、飲み物を取りたい!というわがままを解決してくれる機能が・・
こちら!
写真ではわかりにくいと思いますが、ドリンクホルダーが斜めについています。
飲み物を入れると・・・
こっちのほうがわかりやすいですよね。
斜めに入っているので、歩きながら、取れます!サイコーです!
春夏秋冬すべてに使える
春・夏・秋であれば基本装備は一緒でよいと思います。
まぁ、防寒着の量や、トレッキングポールなど、山によっても、季節によっても変わってきます。
それをしっかり分けれるように、ザック内は2気室になっており、使う物、使わないものを分けれるのはうれしいですね。
この写真みたいに一番下の部屋に防寒着や、レインウェアなど入れるとすっと取り出せます。ここが仕切られていないと、上のメインの気室のものと混ざって、取りたい時に取れない場合が出てくるからです。
また、冬ではピッケル、アイゼンなども入れれるようなスペースはあります。
※アイゼンなど尖った物を入れる専用ではなく、汎用スペースになるので、必ずアイゼンカバーなどをつけて入れましょう。
カメラ機材を持っていっても、余裕のある大容量
実際山登りの際の必要リッター数でいうと
- 低山・日帰りハイク 20~30リットル程度
- 山小屋泊(自炊なし) 30~40リットル程度
- 山小屋泊(自炊あり) 35~45リットル程度
- テント泊(グループ)50~60リットル程度
- テント泊(単独)60~70リットル程度
この辺りが目安となりますが、僕の場合は50-60リッター程度使用しています。
カメラに、三脚、防寒着、非常用キットなど・・・
心配性なので、持っていけるものは持っていく!というダメダメ精神で重くなっていってます笑
元々、買うのも65リッターの予定でしたが、テント 単独 +カメラ機材となると75ぐらいはあってもよいかなと思って75を買いました。
基本日帰りで、歩きながら写真を撮るだけであれば、30-40リッターで大丈夫でしょう。
なので、初めての方は30-40リッターぐらいを探されてみるとよいですよ。
ウエスト部分の小物入れが地味に役立ってる
カメラのレンズキャップを入れておくのに最適!(これだけです・・はい・・・僕はこれが助かってる!)
そして写真撮り忘れた! またどこかで更新しますが、メッシュタイプと防水タイプの小物入れがついてます。
ポケットが多い
少し大きめのポケットが多いので、行動食や、モバイルバッテリー、ヘッドランプなど小物を入れています。
これがないと一番大きい気室にすべてぶち込まないとだめなので、考えるだけでも恐ろしい・・・・
欲しいと思ったらすべて物出して小さいバッテリーなどを探さないといけなくなります。
最後に
ザック全体の大まかな説明はこれぐらいとなります。
ザックに付けている小物について
- 温度計
- クマよけの鈴
- 携帯ポーチ
- カメラキャプチャー
- ヘッドランプ
- ハンドライト
これらはこのザックとセットにしていつも入れています。
いつも持ち歩いている小物についても、また、ご紹介しようと思いますので、よろしくお願い致します。